Von Neumann安定性解析
ふぉんのいまんあんていせいかいせき

説明

数値スキームの安定性を調べるため、解の微小な誤差をフーリエモード(正弦波)に分解して各モードの成長率を解析する手法。陽的時間積分スキームで誤差が発散しないための条件(いわゆるCFL条件など)を導出する際に用いられ、例えば\(U\Delta t/\Delta x \le 1\)といった安定条件がこの解析から得られる。CFDではスキーム選定時にVon Neumann解析で安定域を確認し、時間刻みや人工粘性の調整指標とする。