Q-クリテリオン
きゅーくりてりおん
説明
渦(回転運動)の存在を客観的に判別する指標の一つで、速度変形の強さより渦の回転の強さが勝っている領域を抽出する手法。具体的には流れの速度勾配テンソルから第二不変量\(Q\)を計算し、\(Q>0\)となる領域を渦核とみなす。CFDの可視化では\(Q\)値の等値面を描画して三次元のコヒーレント渦構造(組織立った渦の集まり)を識別し、乱流中の渦の大きさ・配置を把握する。
渦(回転運動)の存在を客観的に判別する指標の一つで、速度変形の強さより渦の回転の強さが勝っている領域を抽出する手法。具体的には流れの速度勾配テンソルから第二不変量\(Q\)を計算し、\(Q>0\)となる領域を渦核とみなす。CFDの可視化では\(Q\)値の等値面を描画して三次元のコヒーレント渦構造(組織立った渦の集まり)を識別し、乱流中の渦の大きさ・配置を把握する。