ポリヘドラル要素
ぽりへどらるようそ

説明

ポリヘドラル要素は、多面体形状の一般的な格子要素で、面の数が制限されていないセルを指す。最近の CFD ソフトウェアでは、自動的にポリヘドラル格子を生成する機能があり、これはテトラ要素メッシュを合併してポリゴン化したものが多い。ポリヘドラルセルは 1 セルあたりの隣接セル数が増えるため、計算分散が減り数値拡散の低減や計算精度の向上につながるとされる。また、セル数を削減できるため計算効率も改善する場合がある。ただし、データ構造が複雑でプログラム実装は難しくなる側面もあり、実際の利点はメッシュや問題依存となる。