ピラミッド要素
ぴらみっどようそ
説明
ピラミッド要素は、底面が四角形で側面が三角形の 5 面体要素であり、ヘキサ要素とテトラ要素の接合に用いられる。メッシュ内でヘキサ構造格子から非構造テトラ格子へ移行する際に、要素の過渡をとる目的で配置され、格子のトポロジー変換をスムーズに行う。ピラミッド要素は 1 つの四角形面と 4 つの三角形面を持ち、頂点で尖った形状となるため、要素品質の低下を招く場合があり、必要最小限に留めることが望ましい。有限体積法などでは、ピラミッド要素の計算処理はテトラやヘキサに変換して行われることもある。