レイリー流れ
れいりーながれ
説明
ダクト内部で断面一定、壁からの加熱・冷却による等圧のエンタルピー変化(熱付加)のみが支配的な圧縮性流れモデル。熱を加えると流体は膨張して流速が増加し、熱を除去すると収縮して流速が減少する。また、ある条件でマッハ数1に達する臨界点が存在する。レイリー線図で示され、燃焼器内や加熱管路内の流動を評価する理論モデルとして知られる。燃焼管内の流れ解析時に、得られた結果がレイリー流れ理論と整合するかをチェックすることでモデルの妥当性確認に利用することがある。