ボンド数
ぼんどすう

説明

重力などの体積力と表面張力の比を表す無次元数(Bond number, \(Bo\))。\(Bo\)が大きいほど重力が支配的で液滴や気泡の形が重力で変形しやすく、\(Bo\)が小さいと表面張力が勝って球形を保つ。ボンド数は沸騰二相流の気泡サイズ評価や毛細管現象の解析に用いられ、例えば宇宙空間(微小重力)では\(Bo\)が極めて小さくなり、液滴が球状を保つことなどがCFDで確認できる。