圧力ベースソルバー
あつりょくべーすそるばー
説明
流速ではなく「圧力」を主な従属変数(コントロール変数)として用い、ナビエ–ストークス方程式を連立して解く流体ソルバー方式。非圧縮性流体や低速流の解析に適しており、SIMPLE法などの圧力補正アルゴリズムが該当する。多くのCFDソフトで標準採用される手法で、高速流(圧縮性流)には直接適用が難しいものの、適切な前処理(例えば人工圧縮性法)によって定常超音速流にも用いられる場合がある。